国内屈指のリゾート/ホテル運営会社として、「旅を楽しくする」をテーマに、新しい旅の価値を提案し続けている、星野リゾート。
人々を惹きつけて止まないその魅力は、ただ豪華なホテルであることだけではありません。
今回の記事では、星野リゾートが誇る多種多様なホテルブランドの数々を、それぞれ詳しくご紹介。
旅行代理店に勤める旅のプロが、あなたにおすすめの「星野リゾート」をご提案します。
【この記事でわかること】
- 「星のや」「界-KAI-」「リゾナーレ」「OMO」「BEB」「LUCY」って?
- それぞれのブランドの違いと特徴は?
- どのブランドを選ぶべき?
【星野リゾート】星のや
星野リゾート公式HPより引用
「独創的なテーマがいざなう圧倒的非日常」
星のやは、国内外に展開されている「星野リゾート」の旗艦ブランド。
キャッチコピー通りの「独創的なテーマ」のもと、選び抜かれたロケーションで、こだわりを持った外観の宿が、訪れたゲストを「圧倒的非日常」へと誘います。
例えば、「星のや 東京」はビルの立ち並ぶ空間に馴染むハードでありながら、”和風旅館”かのような内装を持つ、特別な空間。
また、星のや発祥の地である「星のや 軽井沢」は、約1万2千坪の広大な敷地に、”谷間の集落”を意識した空間が広がります。
星のやなら、あなたを日常の喧騒から解き放ち、そこでしか味わえない特別な滞在を実現してくれることでしょう。

【星野リゾート】界-KAI-
「ご当地の魅力に出会える温泉旅館」
界-KAI-は、「星野リゾート」の各ブランドの中で最も多く展開されている、「温泉旅館」です。
大きな特徴の1つが、その土地が持つ伝統的な文化を深く体験できること。
各施設では、「ご当地楽」と呼ばれる独自のプログラムが展開されており、工芸や芸能、食などを楽しみながら、地域に根付いた”伝統”を学ぶことができます。
温泉に浸かりつつ、旅先のことを学び、知的好奇心を満たす……そんな身も心も洗われる大人旅はいかがでしょうか。



【星野リゾート】リゾナーレ
「リゾートで想像を超える体験を」
旅のプロとしてお子様連れのファミリーに自信を持ってオススメできるのが、リゾナーレです。
キャッチコピーの通り、「体験」に重きを置いているリゾナーレは、滞在先でのアクティビティが充実。大人も子どもも楽しめる仕掛けが、豊富に用意されています。
その土地の特性を活かした極上体験の数々は、あなたの旅を鮮やかに彩ることでしょう。
現時点では、2025年12月11日開業の「リゾナーレ 下関」を含め、8施設が展開されているリゾナーレ。2027年秋には「リゾナーレ 福井」の開業も予定するなど、いま最もホットなブランドです。



【星野リゾート】OMO -おも-
「テンションあがる『街ナカ』ホテル」
OMO-おも-は、主に「街ナカ」に位置するリーズナブルなホテルブランドです。
最大の魅力は、ガイドマップにも載っていないような”ディープな情報”を仕入れられること。
観光スポットや付近のお店の最新メニューが載った「ご近所マップ」を活用することで、その日の行き先もすぐに決まるはず。また、街を知り尽くした「OMOレンジャー」が、その街の楽しみ方を教えてくれます。
上述の通り「街ナカ」に位置しているため、アクセスも抜群ですよ。
なお、OMO-おも-は、さらに5つのブランドに細分化されます。以下、それぞれの違いについてまとめました。
OMO 1
OMO 1は、最低限の設備を持った「カプセルホテル」タイプのブランドです。
ちなみに、本記事執筆時点で、OMO 1の名を冠するホテルはありません。
OMO 3
OMO 3は、気軽に泊まれる「ベーシックホテル」タイプのブランドです。
グラブ&ゴー(=テイクアウト)タイプの朝食も用意されており、気軽なホテルステイが実現します。
OMO 5
OMO 5は、デザイン性溢れる「ブティックホテル」タイプのブランドです。
カフェが併設されており、朝食も基本的にはカフェスタイル。モダンな客室は、旅行先での満足感を一段と上げてくれます。
OMOの中では最も多く展開されているのが、この「OMO 5」です。
OMO 7
OMO 7は、「OMO」の中では最上位に位置する「フルサービスホテル」タイプのブランドです。
朝食はビュッフェタイプで、美味しく、たっぷり。
OMO 空港
OMOは、空港付近で「エアポートホテル」も展開しています。
スパやフィットネスが用意されており、旅疲れを癒したい後泊にもピッタリ。
もちろん、前泊にも。



【星野リゾート】BEB -ベブ-
「ルーズに過ごすホテル」
BEB-ベブ-は、若い世代の感性に寄り添った、自由で気ままな旅を叶えるリーズナブルなホテルブランドです。
「居酒屋以上 旅未満」というユニークなコンセプトが示す通り、堅苦しいルールや制約はほとんどありません。
カフェは24時間営業。
飲食物の持ち込みOK。デリバリー利用もOK。
さらには、朝食とチェックアウト時間にも遅れてOK。
気軽に、ルーズに。ただひたすら旅を楽しむことに重きが置かれているのが、このBEB-ベブ-の特徴です。
また、24時間利用可能な共有スペース「TAMARIBA」では、仲間と語り合ったり、ボードゲームを楽しむのに最適。
さぁ、BEBを拠点に旅に出ませんか。
【星野リゾート】LUCY -ルーシー-
「心揺さぶる山ホテル」
「山をすべての人の旅先に。」というキャッチコピーのもと、山の中での滞在に特化したホテルブランドです。
”山のホテル”と聞くと、いわゆる山小屋のように少し不便なイメージを想起される方もいますが、「LUSY-ルーシー-」なら大丈夫。
例えば、ホテル内のベッドルームは、ドミトリータイプであってもプライベート空間を確保。
トイレは温水洗浄機(ウォシュレット)付であり、普段の日常と何ら変わりません。ホテル内ではコンビニが営業している他、充電やWi-Fiの使用も無制限。
また、食事はこだわりを持って用意されており、肉・魚・卵を含む豪華なラインナップです。
これまでの「山での宿泊」のイメージを根本から覆す、新しい”山たび”。星野リゾート「LUCY-ルーシー-」で、ぜひ体験してみませんか。
LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート
どのホテルがオススメ? 〜決め手はコレ!〜
宿泊を予約する際、「星野リゾート」どのブランドを選ぶべきか迷った時は、ぜひ以下のチャートを参考にしてみてください。
非日常の贅沢と静寂を求めるなら…
「星のや」がおすすめ!
温泉と日本文化に深く触れたいなら…
「界-KAI-」がおすすめ!
家族みんなでアクティブに楽しみたいなら…
「リゾナーレ」がおすすめ!
都市の魅力をディープに探求したいなら…
「OMO-おも-」がおすすめ!
仲間と自由で気ままな旅をしたいなら…
「BEB-ベブ-」がおすすめ!
新しい山旅がしたいなら…
「LUCY-ルーシー-」がおすすめ!
本記事のまとめ
本記事では、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO」「BEB」「LUCY」と、「星野リゾート」が展開する6つのブランドについてご紹介しました。
旅の目的やスタイルに合わせて選べる多彩な選択肢の中から、ぜひあなたに合うブランドを探してみてください。
星野リゾートの各種ブランドで、より良い旅を!