【大阪・関西万博】子連れにおすすめのパビリオン5選!|予約は必要?待ち時間は?

関西万博<子連れにおすすめパビリオン>

1970年の開催以来、55年ぶりの大阪での開催となった「万博」

今回のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」

大阪湾に浮かぶ人口島「夢洲」にて、2025年4月13日から10月13日の184日間開催されます。

 

本記事では、お子様と一緒に万博を楽しみたい方向けに、子連れにおすすめのパビリオンを5つご紹介

大阪・関西万博をご家族で楽しむための一助となれば幸いです。

万博公式ページ

この記事でわかること

  • 子連れでも楽しめるパビリオンはどこ?
  • 子どもが飽きない!待ち時間が少ないパビリオンは?
  • 関西万博を子どもと一緒に効率的に楽しむコツは?
  • 予約なしでも楽しめるパビリオン
  • 子連れに嬉しい設備はある?
目次

【大阪・関西万博】子連れにおすすめのパビリオン5選

1.EARTH MART

「EARTH MART」は、茅葺屋根が特徴的なシグネチャーパビリオンです。

ここでは、”スーパーマーケットで買い物するかのような感覚”の体験を通じて、これまでの”食”について見つめ直すとともに、”食の最先端”を感じることができます。

 

お子様でもわかりやすい展示内容となっていることに加えて、”食”という日常からは切っても切り離せない事柄がテーマとなっていることもポイント。

また、展示の最後では、館内でつけた梅干し(=万博漬け)の引換券もプレゼントされます。引換券は、25年後の2050年に、和歌山県熊野大社で引き換えが可能です。

輝かしい未来へと繋がる唯一無二の体験を、ぜひお子様とご一緒に。

EARTH MARTの概要

パビリオン番号:X07

パビリオンのテーマ:「いのちをつむぐ」

プロデューサー小山薫堂

開館時間:10:00 – 21:00

見学所要時間:45〜60分程度

「EARTH MART」公式ページ

2.住友館

「住友館」は、木製の外観が特徴的な民間パビリオンです。

建築に用いられた資材は、住友グループ保有の「住友の森」の木々だとか。温かみがありつつも未来を感じさせる外観は圧巻です。

さて、そんな「住友館」では、ランタン型のデバイスを手に、森の中のような空間を散策する体験を楽しむことができます。

ランタンだからこその仕掛けも盛りだくさん。体験時間はおよそ65分とボリューミーですが、終始わかりやすい内容であり、お子様でも飽きずに楽しむことができそうです。

 

予約なしでも入場可能ですが、最低でも2時間以上の待ち時間が発生します。当日枠がない可能性もありますので、事前予約利用が無難でしょう。

住友館の概要

パビリオン番号:E07

パビリオンのテーマ:「さぁ、森からはじまる未来へ」

出展:住友 EXPO2025 推進委員会

開館時間:9:00 – 21:00

見学所要時間:約65分

「住友館」公式ページ

3.電力館 可能性のタマゴたち

「電力館 可能性のタマゴたち」は、世界でここだけの「タマゴ型デバイス」とともに、自身でエネルギーを作り出す体験ができる民間パビリオンです。

ゲーム感覚の体験が多く、親子連れはもちろん、友達同士で訪れた中高生にもおすすめの内容となっています。

また、「ゲーム感覚」とは言っても、複雑な作業は求められません。

動く、触れる、見る、聴く。体と五感を活用した館内での体験は、未就学児でも楽しめるような工夫でいっぱいです。

 

タマゴ型の構造に加えて、建物がシルバーであるため、時間帯や天候によって見え方が異なることも注目ポイント。

中での体験はもちろん、建物の外観も楽しむことができます。

電力館の概要

パビリオン番号:E08

パビリオンのテーマ:「「エネルギーの可能性で未来を切り開き、いのち輝く社会の実現へ」

出展:電気事業連合会

開館時間:9:30 – 21:00

見学所要時間:45分ほど

「電力館」公式ページ

4.パナソニックグループパビリオン「ノモの国」

「パナソニックグループパビリオン『ノモの国』」は、“Unlock体験エリア”“大地エリア”の2つで構成される民間パビリオンです。

まず、“Unlock体験エリア”では、無線タグの埋め込まれた「結晶デバイス」を手に、未知の世界を探検することができます。

解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。を展示コンセプトとする「ノモの国」では、立体音響サウンドシステムや高輝度プロジェクターなど、随所に最新テクノロジーを使用。

映像、音、振動と、複合的な刺激の数々で、体験者の感覚が研ぎ澄まされます。

没入感を高める仕掛けの数々に、ぜひお子様と一緒に飛び込んでみてください。

 

一方の“大地エリア”は、以下の5つの「未来を実現する技術」の紹介がメインとなっています。

  • シアノバクテリア(光合成微生物)
  • ペロブスカイト太陽電池
  • 生分解性セルロースファイバー
  • バイオライト(発光微生物)
  • バイオセンサリードーム

一見して難しそうな内容ですが、実際に触れる、匂いを嗅ぐ、などの体験が可能となっており、直感的に楽しむことができるのがポイント。

小さなお子様と、一緒になって楽しむことができます。

 

また、ノモの国は、夜間のライトアップ演出も圧巻。関西万博に夜まで滞在される場合は、外観を覗きに行くだけでも良い思い出になること間違いなし!

「ノモの国」の概要

パビリオン番号:E06

コンセプト:「解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。」

出展:パナソニック ホールディングス株式会社

開館時間:9:30 – 21:00

見学所要時間:約60分

「ノモの国」公式ページ

5.ガスパビリオン おばけワンダーランド

ガスパビリオンは、「バケルゴーグル」を装着することで、おばけたちの世界を体験することができるパビリオンです。

バケルゴーグルとは、拡張現実(AR)仮想現実(VR)を体験するためのXRゴーグルの、館内における名称。

このゴーグルを着用することで、来場者もオバケの姿になれる……というストーリーです。

そんなゴーグルの着用は7歳以上からですが、7歳未満の方もご安心ください

スマートデバイスの「バケルフレーム」を使用することで、7歳未満の方でも体験可能です。

 

ちなみに、専用アプリ「XR CHANNEL」を使用することで、パビリオン入館前の待ち時間でも楽しめる仕掛けが!

「化ける」が合言葉のガスパビリオンで、ぜひかわいいおばけたちと出会ってみてください。

「ガスパビリオン」の概要

パビリオン番号:W03

コンセプト:「化けろ、未来!」

出展:日本ガス協会

開館時間:9:30 – 21:00

見学所要時間:約40分

「ガスパビリオン」公式ページ

【大阪・関西万博】子連れのための万博攻略

事前予約をフル活用

お子様連れで「大阪・関西万博」を効率良く回る場合、事前予約の活用は必要不可欠です。

事前予約には、下記の通り3回のチャンスがあります。

2ヶ月前抽選(来場日3ヶ月前〜2ヶ月前の前日)

7日前抽選(来場日1ヶ月前〜8日前)

空き枠先着予約(来場日3日前〜前日の午前9時)

予約枠は1人につき1つまで。来場当日は、予約枠を消費した時点で当日予約が利用可能となるため、事前予約の時間は早ければ早いほど効率的に動くことができます。

一方で、狙い目の早い時間は非常に人気

必ず行きたいパビリオンがある場合、遅めの時間も視野に入れておきましょう。

予約不要のおすすめパビリオン

会場内では、予約不要で入場可能なパビリオンも複数出店されています。

ドイツパビリオン

オリジナルキャラクター・サーキュラーのガイドで展示を巡るパビリオンです。

日本発祥の「KAWAII」が展示コンセプトの1つであり、サーキュラーはその「KAWAII」を体現したマスコットキャラクター。館内各所のポイントにタッチすることで、環境への取り組みを解説してくれます。

 

また、ドイツパビリオンは、館内レストランの「Oishii! Germany」も大人気。本場・ドイツの郷土料理を、20種類近くの中から選んで食べることができます。

日本の食材を活かしたドイツ風アレンジ料理も揃っており、比較的メニューが豊富な印象です。

昼食時(12:00〜)や夕食時(18:00〜)は混雑しているため、早めの昼食/夕食がおすすめ。

 

もちろん、館内ではドイツビールを楽しむこともできます!

エジプトパビリオン

ピラミッド神殿など、「ザ・エジプト」な映像体験がメインのパビリオンです。

体験時間は約10分と短い他、待ち時間も午前中であれば20分程度

パビリオン巡りのコースに迷っている方は、エジプトパビリオンを入れ込んでみては?

コモンズ

数10カ国の展示が集約されている共同館です。聞き馴染みのない国々を回る体験で、気分はプチ海外旅行

予約不要のうえ、基本的には待ち時間なしでスムーズに入ることができるため、比較的人が少ない午前は人気パビリオンを周り、午後はコモンズを狙う流れがおすすめです。

なお、コモンズであっても混雑時は待ち時間が発生しますが、長くとも15分程度。

大阪・関西万博に行くなら、ぜひコモンズもセットで。

いのちの遊び場 クラゲ館

2階部分が開放されており、予約不要で誰でも入ることができる公園のようなパビリオンです。

様々な楽器を実際に触って楽しむことができるため、小さいお子様連れの方には特におすすめ!

他のパビリオンと比べて空いている他、スロープが配置されているため、ベビーカーでも移動が楽々。

ほっと一息つきたい時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

子連れに便利なサービス・施設

ベビーカー貸出

万博会場では800台のベビーカーが用意されており、必要に応じて貸出サービスを受けることが可能です。

利用範囲は会場内のみ。詳細は以下の通りです。

【対象年齢】生後1~48か月(4歳)まで

【体重】18kg以下

【仕様】幅525×奥行756×高さ1039㎜
※折りたたみ時幅525×奥行419×高さ984㎜

設置型ベビーケアルーム

会場内には、授乳や離乳食、おむつ交換などが可能な完全個室のスペースが用意されています。

設置場所(設置数)は、東ゲートアクセシビリティセンター内(1基)、東迷子/ベビーセンター内(2基)、西ゲートアクセシビリティセンター内(1基)の合計3か所です。

利用者本人と同伴者が入室可能であり、事前予約などは必要ありません

その他、会場内の各所に授乳室子供用トイレおむつ交換所も設置されています。

これらの施設を必要に応じて利用することで、快適な万博見学を楽しみましょう。

 

持ち込みOK!|会場内でピクニックもアリ?

「飲食の料金が高い」と話題になっていた大阪・関西万博ですが、飲食物の持ち込みは基本的に制限されていません。

セキュリティの関係上、アルコール類全般とビン・缶に入った飲料は持ち込み不可ですが、それ以外は持ち込みOK

座れる場所も比較的多く設置されているため、食事を持ち込んでピクニック気分を味わうのもおすすめです。

 

コンビニキッチンカーも出店されているため、ある程度の不足は現地調達も可能。一方で、離乳食やベビーフードの販売はほとんどないため、お子様用の食事はお忘れなく。

東ゲートと西ゲートのどちらがおすすめ?

以下の記事では、「大阪・関西万博」の2つのゲート”東ゲート”と”西ゲート”について解説しています。

ぜひ併せてご覧ください。

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この記事を書いた人

旅行代理店に勤務する旅行ライター。クルーズコンサルタント。
国内・海外を問わず、最新情報を踏まえた記事執筆を心掛けております。

現在はクルーズ旅行関連の記事執筆を強化中。
網羅的に取り扱うのではなく、筆者が自信を持っておすすめしたいクルーズ船・クルーズ会社をまとめています。

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