東北地方の太平洋側に位置する宮城県は、豊かな自然と歴史、そして美味しい海の幸に恵まれた魅力的な土地です。
実はこの地、仙台からのアクセスが良い都市近郊型温泉から、湯治文化が息づく山奥の秘湯、そして日本三景を望む絶景温泉まで、地域ごとに異なる顔を持つ個性豊かな温泉地が点在する「隠れた温泉宝庫」でもあります。
この記事では、執筆者が旅行代理店で培ってきた経験を活かし、宮城県が誇る代表的な5つの温泉地を厳選してご紹介します。
各温泉地の泉質や効能、アクセス方法、そして周辺のおすすめ観光スポットや知って嬉しい小ネタまで、旅のプロならではの視点で徹底解説。
この記事を読むことで、あなたの理想の温泉地が見つかるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
【宮城県】おすすめ温泉地5選
ここからは、宮城県を代表する5つの温泉地を、旅のプロならではの視点で詳しくご紹介します。
それぞれの温泉地の魅力や特徴を知って、あなたの理想の温泉地を見つけてくださいね。
1. 秋保温泉
秋保温泉-「秋保温泉旅館組合(https://www.akiuonsenkumiai.com/)」より引用。
宮城県仙台市から車で約30分と、抜群のアクセスを誇る秋保(あきう)温泉は、古くは欽明天皇の時代から伝わる歴史ある名湯です。
仙台藩主伊達政宗公も愛した「仙台の奥座敷」として親しまれ、豊かな自然に囲まれた渓谷美と、充実した宿泊施設が魅力。観光客から地元の人々まで幅広く愛される人気の温泉地です。
秋保温泉|泉質と効能
秋保温泉の代表的な泉質は、ナトリウム−塩化物泉です。
無色透明で、肌に優しい弱アルカリ性の湯が特徴。塩分を含むため、湯冷めしにくく体の芯から温まる「熱の湯」として知られています。
期待できる効能は、保温効果が高く、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性など。肌に潤いを与え、美肌効果にも良いとされています。
秋保温泉|魅力と特徴
秋保温泉の最大の魅力は、仙台市内からのアクセスの良さと、名取川が流れる磊々峡(らいらいきょう)の美しい渓谷美です。
温泉街には、老舗旅館から大型ホテルまで多様な宿泊施設が揃い、趣向を凝らした露天風呂や多彩な湯船を楽しめます。
また、磊々峡には遊歩道が整備されており、奇岩や巨岩が織りなすダイナミックな景観を見ながらの散策がおすすめ。のぞき込むとハート型に見える「のぞき橋」は、恋愛成就のパワースポットとしても人気です。
秋には紅葉が渓谷を彩り、息をのむような絶景が広がります。
秋保温泉|アクセス
秋保温泉は、仙台市 太白区 秋保町湯元に位置しています。
JR仙台駅からは、宮城交通バス「秋保温泉」行きに乗車し、約50分で到着します。
仙台駅からの無料送迎バスを運行している旅館も多いため、宿泊予定の施設に確認してみると良いでしょう。
仙台市街地からのアクセスが良いため、日帰り温泉施設も充実しており、気軽に温泉を楽しむことができます。
秋保温泉|周辺観光
周辺には、水の浸食でできた奇石が立ち並ぶ景勝地「磊々峡」があり、遊歩道を散策して自然を満喫できます。
また、伊達政宗公を祀る豪華絢爛な神社「仙台東照宮」や、伊達政宗の居城跡である「仙台城跡(青葉城跡)」など、歴史的な観光スポットも豊富です。秋保名物の「秋保おはぎ」もぜひ味わいたい一品。
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2. 作並温泉
作並温泉-「仙台観光情報サイト『せんだい旅日和』(https://www.sentabi.jp/onsen/sakunami/)」より引用。
仙台市から西へ車で約40分、広瀬川の上流に位置する作並(さくなみ)温泉は、豊かな自然に囲まれた静かな温泉地です。渓流沿いに趣のある旅館が点在し、せせらぎを聞きながらゆったりと湯に浸かることができます。
特に新緑や紅葉の季節は、その美しさが際立ち、都会の喧騒を忘れて心身を癒すのに最適な場所です。
作並温泉|泉質と効能
作並温泉の主な泉質は、単純温泉やナトリウム−カルシウム−硫酸塩・塩化物泉です。
無色透明で、肌に優しい弱アルカリ性の湯が特徴。刺激が少ないため、老若男女問わず安心して入浴できます。
期待できる効能は、疲労回復、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、健康増進など。特に硫酸塩泉は、肌の活性化や傷の治癒促進に良いとされ、「傷の湯」としても知られています。
作並温泉|魅力と特徴
作並温泉の最大の魅力は、広瀬川の清流に寄り添うように旅館が点在するロケーションと、そこから生まれる静かで落ち着いた雰囲気です。
渓流のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら入る露天風呂は、まさに至福のひととき。
四季折々の自然の移ろいを肌で感じられ、特に春の新緑や秋の紅葉は、その美しさに心を奪われます。
大規模な温泉街というよりは、一軒一軒の宿が独自の魅力を持ち、ゆったりと過ごしたい方におすすめです。
温泉街には、無料の足湯スポットも点在しており、散策の途中に気軽に立ち寄れます。
作並温泉|アクセス
作並温泉は、仙台市 青葉区作並に位置しています。JR仙台駅からJR仙山線に乗車し、作並駅まで約40分。
作並駅からは、各旅館の送迎バスを利用するのが一般的です。
仙台市街地からのアクセスが良いので、仙台駅付近のホテルからの日帰り利用もおすすめ。
レンタカーや自家用車を利用する場合は、国道48号線経由でアクセスします。
作並温泉|周辺観光
鳳鳴四十八滝-「仙台観光情報サイト『せんだい旅日和』(https://www.sentabi.jp/onsen/sakunami/)」より引用。
周辺には、美しい紅葉で知られる景勝地「鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはったき)」があり、遊歩道から滝の迫力を間近で感じられます。
また、広瀬川の上流に位置する「作並ダム」周辺は、新緑や紅葉が美しい散策スポットです。
ニッカウヰスキー仙台工場「宮城峡蒸溜所」では、ウイスキーの製造工程を見学し、試飲も楽しめます。
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3. 鳴子温泉郷
東鳴子温泉-「旅館大沼公式サイト(https://ohnuma.co.jp/)」より引用。
宮城県北部に位置する鳴子(なるこ)温泉郷は、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉という5つの温泉地からなる一大温泉郷です。
その最大の魅力は、日本にある11種類の泉質のうち、9種類もの泉質が湧き出ると言われるほどの泉質の多様性。
昔ながらの湯治文化が色濃く残り、こけしの里としても知られる、奥深い魅力を持つ温泉郷です。
鳴子温泉郷|泉質と効能
鳴子温泉郷の泉質は、その多様性が最大の特長です。硫黄泉、重曹泉、塩化物泉、硫酸塩泉など、各温泉地や源泉によって異なります。
硫黄泉は慢性皮膚病やリウマチ、高血圧に、重曹泉は肌の角質を柔らかくし美肌効果が期待できるでしょう。塩化物泉は体を芯から温め、硫酸塩泉は傷の治癒に良いと言われています。
様々な泉質を湯めぐりすることで、自分に合った湯を見つけ、幅広い効能を体感できるはずです。
鳴子温泉郷|魅力と特徴
鳴子温泉郷の魅力は、何と言っても泉質の豊富さと、湯治文化が色濃く残る素朴な雰囲気です。
特に鳴子温泉は、湯治客が長期滞在する湯治宿が多く、昔ながらの日本の温泉文化に触れることができます。
温泉郷全体に硫黄の香りが漂い、まさに「温泉に来た!」という実感が湧くことでしょう。
また、鳴子温泉郷は「鳴子こけし」の産地としても有名で、温泉街にはこけしのお店が並び、手作り体験も楽しめます。大自然に囲まれたロケーションも魅力的。四季折々の美しい景色の中で、心ゆくまで湯治を行えますよ。
鳴子温泉郷|アクセス
鳴子温泉郷は、大崎市 鳴子温泉に位置しています。
JR陸羽東線「鳴子温泉駅」が温泉郷の中心駅となります。JR仙台駅からはJR仙山線と陸羽東線を乗り継いで約1時間30分〜2時間、または東北新幹線で古川駅まで行き、陸羽東線に乗り換えるルートもあります。
レンタカーや自家用車の場合は、東北自動車道「古川IC」または「鳴子温泉郷IC」からアクセス可能です。
温泉郷内は、各温泉地間で路線バスが運行していますが、本数が限られる場合もあるため、事前に確認が必要です。
鳴子温泉郷|周辺観光
周辺には、鳴子峡の断崖絶壁を流れる滝「不動滝」や、火山活動によって形成された「地獄谷」など、自然の雄大さを感じられる景勝地が点在しています。
特に秋には「鳴子峡」の紅葉が有名で、渓谷が燃えるような赤や黄色に染まり、多くの観光客で賑わいます。
「日本こけし館」では、伝統的なこけしの歴史や制作工程を学ぶことができ、お土産探しにも最適です。
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4. 遠刈田温泉
遠刈田温泉-「蔵王町観光物産協会(https://www.zao-machi.com/)」より引用。
宮城県と山形県の県境にそびえる蔵王連峰の麓に広がる遠刈田(とおがった)温泉は、開湯400年以上の歴史を持つ温泉地です。
古くから湯治場として栄え、木材業で賑わった歴史を持つこの温泉地は、蔵王観光の拠点としても人気。
素朴ながらも温かい雰囲気が魅力で、心身を癒すのに最適な場所です。
遠刈田温泉|泉質と効能
遠刈田温泉の主な泉質は、ナトリウム−カルシウム−硫酸塩・塩化物泉です。
源泉かけ流しの湯が多く、無色透明ながら湯の花が舞うこともあります。
硫酸塩泉は、肌の活性化や傷の治癒促進に良いとされ、「傷の湯」や「中風の湯」としても有名です。
保温効果も高く、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復などに効能があると言われています。
遠刈田温泉|魅力と特徴
遠刈田温泉「神の湯」-「神の湯・壽の湯 公式サイト(http://toogattaspa.jp/)」より引用。
遠刈田温泉の魅力は、蔵王連峰の雄大な自然に囲まれたロケーションと、昔ながらの湯治場の雰囲気が残る素朴さです。温泉街には共同浴場や足湯が点在しており、地元の人々との交流も楽しめます。
特に、無料で利用できる「神の湯」足湯は、気軽に温泉気分を味わえる人気スポット。
蔵王への観光拠点としても便利で、四季折々の美しい山々の景色を楽しみながら温泉に浸かることができます。
春の蔵王エコーライン開通時期、夏の高山植物、秋の紅葉、そして冬の樹氷と、1年を通して異なる表情を見せる自然が魅力です。
遠刈田温泉|アクセス
遠刈田温泉は、刈田郡 蔵王町 遠刈田温泉に位置しています。
JR仙台駅からは、高速バス「仙台−蔵王町間」に乗車すれば、約1時間15分で到着可能です。
JR白石蔵王駅(東北新幹線)からは、蔵王町民バスを利用することもできますが、本数が少ないため、事前の確認が欠かせません。
レンタカーや自家用車の場合は、東北自動車道「村田IC」または「白石IC」から約30分でアクセスできるでしょう。
遠刈田温泉|周辺観光
周辺には、エメラルドグリーンの湖面が美しい火山湖「御釜」があり、蔵王連峰のシンボルとして多くの観光客が訪れます。
秋には「蔵王エコーライン」の紅葉が有名で、絶景ドライブを満喫できます。
蔵王の自然をテーマにした「蔵王酪農センター」では、乳製品の購入や牧場体験が可能です。
また、伝統的なこけしの工芸品が見られる「みやぎ蔵王こけし館」も見逃せません。
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5. 松島温泉
日本三景の一つに数えられる風光明媚な松島。その松島湾に面した場所に広がるのが松島温泉です。
比較的新しい温泉地ですが、美しい松島湾の絶景を望むロケーションが最大の魅力。観光と温泉を両立させたい方には最適な場所で、歴史的な景観と温泉の癒しを一度に満喫できます。
松島温泉|泉質と効能
松島温泉の主な泉質は、ナトリウム−塩化物泉です。
海水に似た塩分を含むため、湯冷めしにくい「熱の湯」として有名です。保温効果が高く、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復などに効能があると言われています。
特に海の近くの温泉ならではの、体が温まりやすい効能が期待でき、湯上り後もポカポカが持続するでしょう。美肌効果も期待できますよ。
松島温泉|魅力と特徴
松島温泉の最大の魅力は、日本三景・松島の絶景を望むロケーションです。多くの温泉宿では、露天風呂や客室から松島湾に浮かぶ大小の島々を眺めることができ、その景色はまさに絵画のよう。
特に早朝の「松島四大観」や、夕暮れの光景は、息をのむ美しさです。
また、遊覧船に乗って島々を巡る観光と合わせて、温泉を満喫するのもおすすめ。温泉街は松島の観光地と一体になっており、瑞巌寺や五大堂といった歴史的な建造物にも近いので、歴史散策も楽しめます。
新鮮な海の幸が豊富で、旅館では獲れたての魚介類を使った豪華な料理を味わえるのも魅力です。
松島温泉|アクセス
松島温泉は、宮城郡松島町松島に位置しています。
JR仙石線「松島海岸駅」が最寄りの主要駅です。JR仙台駅からJR仙石線に乗車し、約40分で松島海岸駅に到着します。
駅から温泉街や主要観光スポットは徒歩圏内にあるため、公共交通機関でのアクセスが非常に便利です。
レンタカーや自家用車の場合も、三陸自動車道「松島海岸IC」から約15分とアクセスしやすいです。
松島温泉|周辺観光
周辺には、伊達政宗ゆかりの寺院「瑞巌寺(ずいがんじ)」や、その付属の仏堂であり松島のシンボルでもある「五大堂(ごだいどう)」があります。
縁結びの島として知られる「円通院(えんつういん)」や、伊達政宗が築いた茶屋「観瀾亭(かんらんてい)」など、歴史と文化に触れるスポットが豊富です。
松島湾内を巡る「松島観光船」に乗れば、海上から島々の絶景を堪能できます。
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宮城温泉旅に便利な交通手段は?
交通手段の選び方
レンタカー vs 公共交通機関
広大な宮城県を観光するにあたっては、交通手段の選択が快適さを大きく左右します。
レンタカー
行動範囲が広がり、自由にスケジュールを組めるのが大きなメリットです。
今回ご紹介した遠刈田温泉や鳴子温泉郷のように、公共交通機関の本数が限られる温泉地や、広範囲に点在する観光スポットを巡りたい場合には非常に便利です。
特に山間部の温泉地へは、レンタカーの方がスムーズにアクセスできることが多いです。
ただし、冬季の山間部は積雪量が多く、道路の凍結も頻繁に発生するため、雪道や凍結路面の運転に十分な注意が必要です。
スタッドレスタイヤの装着は必須で、可能であれば四輪駆動車を選びましょう。雪道の運転に不慣れな方は、無理せず公共交通機関の利用を検討することをお勧めします。
また、レンタカーを利用する際は、ガソリン満タン返しが基本となる他、駐車料金等の費用も別途発生することを覚えておきましょう。
公共交通機関
運転の心配がなく、ゆったりと景色を楽しめるのが魅力です。
冬でも安心して移動できますし、秋保温泉や松島温泉のようにJR駅からのバスアクセスが良い温泉地もあります。
ただし、運行本数が限られる場合や、乗り換えが必要な場合があるため、行動範囲が限定されることも。各温泉地への直行バス(有料送迎バス含む)を事前に調べておくと、スムーズな移動が可能となります。
仙台市内の主要観光スポットを巡る場合は、地下鉄や市営バスも便利です。
意外と忘れがち?温泉マナーと持ち物リスト
日本の温泉には、複数のマナーがあります。
ここでは、そんな温泉マナーの一例をご紹介します。不安に思っている方は、念のため確認しておきましょう。
- 湯船に入る前に、必ずかけ湯で体の汚れを洗い流しましょう。
- タオルは湯船に入れない。頭の上に乗せるとより温泉感UP!
- 髪が長い場合は、湯船に髪が入らないように結びましょう。
- 大声で話す、泳ぐ、などの他者に迷惑をかける行為は控え、静かに利用しましょう。
- 浴室内やロッカースペースでの写真撮影は禁止です。
忘れ物ゼロで安心!温泉旅の持ち物リスト
温泉旅に「あってよかった!」となるアイテムをリストアップしました。
出発前にぜひチェックしてみてください。
◻︎ 温泉手形(あれば)
◻︎ スマートフォン&モバイルバッテリー
◻︎ 着替え
◻︎ 薄手のバスタオル/フェイスタオル
◻︎ 洗面用具(使い慣れたもの)
◻︎ 化粧水・乳液などスキンケア用品
◻︎ 小さくたためるエコバッグ
◻︎ ジップロック/ビニール袋
◻︎ 折りたたみ傘/レインコート
◻︎ 歩きやすい靴
ジップロックやビニール袋は、濡れたタオルや衣類を入れるのに便利です。
また、バスタオルやフェイスタオルは温泉で備えられていることも多いですが、自分用を持っているといざという時に安心。予備として、使い慣れたものを持っていきましょう。
本記事のまとめ
東北地方の太平洋側に抱かれた宮城県の温泉は、訪れる人々に深い癒やしと感動を与えてくれる特別な存在です。
仙台の奥座敷・秋保温泉、清流沿いの渓流美が魅力の作並温泉、多種多様な泉質を誇る湯治の里・鳴子温泉郷、蔵王連峰の麓に湧く湯治場・遠刈田温泉、そして日本三景を望む絶景温泉・松島温泉──。
秋保の歴史、作並の渓流、鳴子の多泉質、遠刈田の湯治、そして松島の絶景。これら5つの温泉地は、宮城が誇る多彩な温泉文化を象徴しています。
この記事では、各温泉地の泉質や効能、アクセス方法、そして周辺の楽しみ方や旅のプロならではの小ネタまで、詳細に解説してきました。
公式サイトや各温泉協会のウェブサイトで最新情報を確認し、万全の準備で、忘れられない思い出を作ってきてくださいね。