トレード・デッドライン目前、7月30日(日本時間7月31日)、セントルイス・カージナルスの絶対的守護神であるライアン・ヘルズリーが、ニューヨーク・メッツに移籍すると報じられました。
オールスター選出2回を誇るクローザーの移籍は、メッツのブルペン事情に大きな影響を与えそうです。
本記事では、ライアン・ヘルズリーの直近の成績について触れつつ、今回の移籍をめぐる両チームの事情について解説してきます。
【今回の移籍について】
- メッツは、カージナルスのクローザー、ライアン・ヘルズリーを獲得
- 対価として、カージナルスはメッツのプロスペクト3名を獲得
- メッツはポストシーズン、カージナルスは来季以降を見据えての補強
ライアン・ヘルズリーがメッツへ移籍
日本時間7月31日、セントルイス・カージナルスの絶対的守護神、ライアン・ヘルズリーがニューヨーク・メッツ入りすることが明かされました。
メッツが対価として差し出したのは、球団内プロスペクト8位の内野手ヘスス・バエス、同14位の右腕投手ネイト・ドーム、同圏外の右腕投手フランク・エリッサルトの3名です。
ライアン・ヘルズリーについて
2022年と2024年にオールスターに2度選出されるなど、折り紙つきの実力を持つヘルズリー。
2015年のドラフト以来、カージナルスにおいて最も長くチームに在籍する選手でしたが、以前から「ポストシーズンでプレーしたい」という願望を表明しており、今回のトレードは彼自身のキャリアにとっても大きな転機となるでしょう。
前年(2024年)の投手成績
2024年のヘルズリーは、防御率2.04、49セーブと、クローザーとして圧巻の成績を残しました。
この49セーブはカージナルスの球団記録。
加えて、2024年のナショナルリーグにおけるセーブ王にも輝きました。
ERA | Sv | K/9 | BB/9 | WHIP |
2.04 | 49 | 10.7 | 3.1 | 1.10 |
【表の指標について】
ERA:防御率
Sv:セーブ
K/9:奪三振率
BB/9:与四球率

2025年の投手成績
2025年のヘルズリーは、WHIP 1.39とやや不安定さが目につくものの、防御率3.00、21セーブ(リーグ5位)と概ね良好な成績を残しています。
ERA | Sv | K/9 | BB/9 | WHIP |
3.00 | 21 | 10.3 | 3.5 | 1.39 |
※2025年7月31日時点。
メッツ側の事情
ニューヨーク・メッツがライアン・ヘルズリーを獲得した背景には、不安定だったブルペン事情が挙げられます。
現在のメッツは、ナショナルリーグ東地区1位。しかしながら、本記事執筆時点で2位のフィリーズとの差は0.5ゲームであり、気が抜けない状況です。
そこでメッツは、試合終盤を締める優秀なクローザーを補強したものと考えられます。
カージナルス側の事情
セントルイス・カージナルスは、ナショナルリーグ中地区4位であり、今季のポストシーズン進出は絶望的。
そこで、契約満了間近のクローザーを放出することによって貴重な若手有望株を獲得し、来季以降のチーム再建を目指す形となりました。
チームの新陳代謝を図るカージナルス。今後の動きに期待が高まります。
本記事のまとめ
ライアン・ヘルズリーを巡るカージナルスとメッツのトレードは、両チームの今後の戦略を大きく左右する重要な動きです。
メッツは即戦力となる守護神を手に入れ、ポストシーズン進出、ひいてはワールドシリーズ制覇への道を加速させるでしょう。
またカージナルスは、未来への投資として有望株を獲得し、新たなチーム作りに乗り出します。
ヘルズリーがメッツのブルペンでどのような活躍を見せるのか、そしてカージナルスが獲得した若手選手たちがどのように成長していくのか、今後の展開に目が離せません。
(出典:https://www.mlb.com/news/ryan-helsley-mets-cardinals-trade)
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