【クルーズ】ドレスコードを徹底解説!知っておきたい基本ルールと種類

ドレスコードの徹底解説

船旅への注目度が高まる昨今、クルーズは特別な旅の選択肢として定着しつつあります。

しかし、初めてクルーズに参加する方も、経験者の方も、必ず一度は頭を悩ませるのが「ドレスコード」ではないでしょうか。

 

この記事では、クルーズの”五大不安”の1つとしても挙げられる、「ドレスコード」について徹底解説
それぞれのシーンに合った服装の選び方をご紹介します。

 

この記事でわかること

  • クルーズにドレスコードがある理由
  • カジュアル、インフォーマル、フォーマルの違い
  • 男女別、シーン別のドレスコードと、その具体例
  • フォーマルウェアを持ってないとどうなる?
  • 何着のフォーマルウェアが必要?
目次

【クルーズ】ドレスコードがある理由

ドレスコードのイメージ(フォーマルな服装のカップル)

Photo by iStock

豪華客船で大海原へと漕ぎ出すクルーズ旅行は、日常の喧騒から離れ、非日常の優雅な時間を楽しむ特別な旅です。

そのため、多くのクルーズ船には、乗客全員がその雰囲気を共有し、より特別な体験にするための「ドレスコード」が存在します。

 

これは決して堅苦しいルールではなく、洋上でのひとときを最高の思い出にするためのエッセンスなのです。

難しく考えるのではなく、「普段にも増してオシャレを楽しむ機会」と捉えることで、クルーズ旅行への準備期間も楽しくなってくるはず。

本記事を読んで、未知ゆえの不安を吹き飛ばしましょう。

 

【クルーズ】ドレスコード|基本の3パターン

クルーズ船のドレスコードは、主に以下の3つのパターンに分かれます。

カジュアル /Casual

日中の船内で最も一般的な服装です。

船内でリラックスして過ごせる、自由なスタイルを指します。

服装の一例<男性>

ポロシャツ、Tシャツ、短パン、ジーンズ、スニーカーなど。

服装の一例<女性>

ブラウス、サマードレス、スカート、サンダルなど。

寄港地での観光時も、カジュアルな服装が基本となります。

 

インフォーマル /Informal

夜のメインダイニングやイベントで求められる、少しドレッシーな服装です。

「スマートカジュアル」「セミフォーマル」と表現されることもあります。

服装の一例<男性>

襟付きシャツ、スラックス、ジャケット。

ネクタイは必須ではありませんが、着用するとよりフォーマルな印象になります。

服装の一例<女性>

シックなワンピース、ブラウスとスカート、パンツスーツなど。

この服装であれば、夜のほとんどのレストランやイベントに参加できます。

 

フォーマル /Formal

クルーズのハイライトとなる特別な夜に設けられるドレスコードです。

優雅なディナーや、キャプテン(船長)主催のパーティーなど、船全体が華やかな雰囲気に包まれます。

服装の一例<男性>

タキシード、黒や紺のダークスーツにネクタイや蝶ネクタイ。

服装の一例<女性>

イブニングドレス、カクテルドレス、エレガントなワンピースなど。

和服(訪問着など)もおすすめです。

フォーマルナイトは、非日常感を満喫する絶好の機会です。

普段以上に着飾って、特別な夜の雰囲気に浸りませんか?

 

テーマナイト /Thema Night

クルーズによっては、特定の航海日に「テーマナイト」を設けている場合があります

例えば、アロハシャツなどの南国風衣装で統一する「トロピカル・ナイト」や、海賊風衣装で身を包む「パイレーツ・ナイト」など、実に様々。

その日のテーマに合わせて、個性を存分に発揮しましょう。

【クルーズ】ドレスコード|シーン別の服装

船内にはさまざまな施設・場面があり、それぞれに適した服装があります。

日中の船内・プールエリア

プールサイドやデッキで過ごす際は、水着リゾートウェアで構いません。

ただし、濡れたままでレストランや室内に入ったり、プールサイドのチェアをタオルでキープしたりするのはマナー違反とされています。

また、プールに向かう際は、(一部の高級客船などは特に)1枚上に羽織っておくのがベターです。裸足での移動も避けましょう。

 

夜間のダイニング・シアター

メインダイニングでは、夜間のドレスコードが適用されるのが一般的です。

フォーマルナイトが設定されていない船であっても、スペシャリティレストランなどの利用時は、インフォーマルを意識した服装で身を包みましょう。

ノースリーブのシャツや、ダメージの激しい服装などは、入場を断られる場合もあります。

 

また、シアターバーを利用する際も、夜間の雰囲気に合わせた服装を。

【クルーズ】ドレスコードのよくあるギモン

毎日のドレスコードの調べ方は?

前日夜に配られる「船内新聞」で、翌日のドレスコードについての記載があります。

また、予約前の時点でも、その船で何度のドレスコードがあるかは確認可能です。

 

フォーマルウェアは必ず必要?

フォーマルナイトが設定されている客船では、持ち込むことを強く推奨します

ルームサービスや、カジュアルレストラン、ビュッフェなどを利用することで避けることもできますが、フォーマルナイトは「クルーズ旅行」の醍醐味の1つ。

せっかく乗船したからには、身を投じてみてはいかがでしょうか。

 

何着くらい持っていくべき?

持っていくべきフォーマルウェアの着数は、クルーズの長さフォーマルナイトの回数によって変わります。

例えば、7泊のクルーズであれば、一般的にフォーマルナイトは1〜2回程度です。

それ以外の日はインフォーマルやカジュアルな服装で過ごすことができるため、1〜2着で問題ありません。

 

Tシャツや短パンでも大丈夫?

日中の船内一部のカジュアルレストランでは問題ありません。

しかし、夜のメインダイニングや、スペシャリティレストランではドレスコードの対象となるため、避けるのが賢明です。特に、ノンスリーブシャツやダメージジーンズなどの、一層カジュアルな服装は要注意。

 

レンタルはできる?

一部の船会社では、タキシードやドレスのレンタルサービスを提供しています。詳しくは、ご予約される船会社の公式サイト代理店でご確認ください。

 

まとめ

クルーズ船のドレスコードは、単に服装を規定するものではありません。

それは、クルーズという非日常の旅を最大限に楽しむためのものです。

 

フォーマルナイトで華やかな衣装に身を包み、まるで洋画の主人公にでもなった気分で、社交の場に踏み出してみませんか。

ドレスコードを味方につけて、あなたのクルーズ旅行を忘れられない最高の体験にしてください。

 

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この記事を書いた人

WEBライターのしらさわです。
旅行代理店での予約業務に従事しているため、鮮度の高い最新の旅行情報をお届けします。
滋賀県生まれ、滋賀県育ち。
滋賀はもちろん、近畿圏の観光情報もお任せあれ。
最近はMLB観戦にどハマりしています。

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