現在のロサンゼルス・ドジャースは、主力選手の多くが負傷離脱しており、ワールドシリーズ2連覇の悲願達成はもとより、ポストシーズン進出にも暗雲が立ち込める状況です。
今回の記事では、MLB.comが発表した「Latest Dodgers injuries & transactions」を元に、ドジャース所属選手の負傷状況や復帰時期についてまとめました。
【この記事でわかること】
- マックス・マンシー、トミー・エドマンらスター選手の負傷状況と復帰予定日
- 期待の日本人若手有望株、佐々木郎希の負傷状況と復帰予定日
- 負傷者リスト入りしているドジャース各選手の現在の状況
【ドジャース】負傷者リスト|復帰目前の選手たち
マックス・マンシーの状況と復帰時期
マックス・マンシー(Max Muncy)は、2025年シーズンにおいて主に三塁の守備につく内野手です。
2025年シーズンは81試合に出場し、打率.250、13本塁打、OPS.832。試合では、チームを救うバッティングを度々披露していました。
【8/2復帰】ブレイク・スネルの状況と復帰時期
ブレイク・スネル(Blake Snell)は、サイ・ヤング賞2度受賞の先発投手です。
2025年4月6日に左肩の炎症でIL入りしており、5月17日には60日間ILに移行しました。
故障の多い投手として知られており、彼のキャリアにおいて、シーズンを通して投げ切ったのは2度のみ。なお、その2度の機会でいずれもサイ・ヤング賞を獲得しています。
現在は既にリハビリ登板をこなしており、7月26日にはAAA級オクラホマシティで4.2回を投げました。
現地時間8月2日にメジャー復帰を果たしています。
トミー・エドマンの状況と復帰時期
トミー・エドマン(Thomas Edman)は、2024年のWBCに韓国代表として出場を果たしている、韓国系アメリカ人です。
二三塁、遊撃、外野と幅広いポジションをこなす高いユーティリティ性でチームに貢献しています。
そんなエドマンは、現地時間8月3日の試合中、足首の負傷で途中交代となりました。
ILからの復帰は8月後半と見込まれています。
佐々木朗希の状況と復帰時期
佐々木郎希は、NPB記録かつ世界記録の13者連続三振や、プロ野球タイ記録となる1試合19奪三振、史上最年少での完全試合の達成など、輝かしい経歴とともに海を渡った先発投手です。
メジャーデビューを果たした2025年は、マウンドに適応することができず、8先発で1勝1敗、防御率4.72と振るわない成績に。その後、右肩のインピンジメント症候群により、5月13日にIL入りしています。
現時点では8月下旬に復帰が予定されており、今後はブルペンでの投球セッションを経て、打者との対戦形式でのリハビリに移行する予定です。
【8/24復帰】タナー・スコットの状況と復帰時期
タナー・スコット(Tanner Scott)は、クローザーとして2025年にドジャース入りした左腕投手です。
今季は乱調が目立ち、セーブ失敗も複数記録しています。
そんな中、7月21日の試合中、左前腕に「チクっとする痛み」を感じて降板。MRI検査の結果、靭帯に負傷はなかったものの炎症が見られたため、IL入りしました。
8/24のパドレス戦で復帰登板を果たし、8回を0点でまとめています。「
【8/24復帰】カービー・イエーツの状況と復帰時期
カービー・イエーツ(Kirby Yates)は、昨季レンジャースでクローザーを務めたリリーフ投手です。
今季は主に中継ぎとして活躍していましたが、現地時間8月1日に腰痛のためIL入り(7月29日に遡って適用)。
スコットとともに8/24に復帰を果たし、9回を0点で締めました。
マイケル・コペックの状況と復帰時期
マイケル・コペック(Michael Kopech)は、元々は先発投手としてデビューし、2024年以降はリリーフとして活躍している右腕です。
2024年シーズン中に加入したドジャースでは、24試合を投げて4勝0敗6S、防御率1.13と素晴らしい成績を残しました。
2025年は(8登板ながら)防御率0.00と無傷のシーズンを歩んでいましたが、右膝半月板切除術を受け、7月1日に60日間のIL入り(6月28日に遡って適用)。
7月19日には投球プログラムを開始しており、8月27日のIL解除日が復帰日と予想されています。
ブロック・スチュワートの状況と復帰時期
ブロック・スチュワート(Brock Stewart)は、7月31日のトレード・デッドラインでドジャースが獲得した、新戦力右腕です。
そして、8月12日。試合前インタビューで、ロバート監督がスチュワートの離脱を発表。
肩の炎症が原因であり、現時点では15日間のILに名を連ねています。
【ドジャース】負傷者リスト|復帰はまだ先の選手たち
ここからは、復帰まではまだ時間のかかる選手たちについてご紹介します。
ブルスダー・グラテロルの状況と復帰時期
ブルスダー・グラテロル(Brusdar Graterol)は、2020年に前田健太とのトレードで、他の2選手とともにドジャース入りしたリリーフ右腕です。
100マイル超えのフォーシーム、シンカーを武器とする剛腕投手であり、右肩の手術によって3月18日にIL入りしました。
復帰時期は、現時点では9月頃と見られています。
トニー・ゴンソリンの状況と復帰時期
トニー・ゴンソリン(Tony Gonsolin)は、2016年のMLBドラフト9巡目(全体281位)でドジャースから指名された先発投手です。
2022年には素晴らしい投球を見せ、自身初のオールスターを経験。24先発で16勝1敗、防御率2.14と、素晴らしい成績を残しました。
翌2023年は精彩を欠くパフォーマンスが続いており、8月19日に炎症で離脱。その後トミー・ジョン手術を受けることとなり、2024年はシーズンを全休しています。
2025年4月30日に621日ぶりの復帰登板を果たしたものの、約1ヶ月後となる6月7日にIL入り。
本記事執筆時点では投球を再開できておらず、復帰時期も未定となっています。
キケ・ヘルナンデスの状況と復帰時期
キケ・ヘルナンデス(Kiké Hernández)は、その多才な守備能力と明るい性格でチームを引っ張るユーティリティプレイヤーです。
左肘の炎症で7月7日にIL入りしており、痛みがなくなるまでは「待機状態」にあるとのこと。
8/24時点では、既にAAA級で調整中であり、8月〜9月序盤にかけての戦列復帰が期待されています。
エバン・フィリップスの状況と復帰時期
エバン・フィリップス(Evan Phillips)は、ドジャースでクローザー経験もあるリリーフ右腕です。
今季も試合終盤を任せるセットアッパー、クローザーとしての働きを期待されていましたが、右肘の炎症を受け、5月7日にIL入りしました。
6月4日にトミー・ジョン手術を受けており、2025年シーズンの復帰は絶望的です。
参考記事
セットアッパー、クローザーとは?
以下の記事では、リリーフ投手の役割について詳しく解説しています。
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カイル・ハートの状況と復帰時期
カイル・ハート(Kyle Hurt)は、2021年にアレックス・ベシアとドジャースにやって来た右腕です。
ドジャースでは合計4登板のみであり、現時点では目立った活躍は残せていません。
トミー・ジョン手術を受けたことで、3月18日にIL入りしており、現在はアリゾナのドジャース施設でリハビリに励んでいるとのこと。
復帰は最速でも2025年シーズン終盤とされています。
リバー・ライアンの状況と復帰時期
リバー・ライアン(River Ryan)は、2024年に先発投手としてメジャーデビューを果たしたルーキー右腕です。
2024年にトミー・ジョン手術を受け、現在はアリゾナのドジャース施設でリハビリに励んでいます。
60日間のIL入りは2月13日。復帰時期は最早でも2025年シーズン終盤です。
なお、リバー・ライアンは、90マイル(145キロ)前後の比較的速いシンカーを持つ投手。当時、シンカーの球速アップに取り組んでいたエメット・シーハンに握り方を教え、彼のシンカーの球速アップに貢献したことでも知られています。
(出典:https://blogs.fangraphs.com/the-dodgers-emmet-sheehan-is-a-fast-rising-pitching-prospect/)
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ギャビン・ストーンの状況と復帰時期
ギャビン・ストーン(Gavin Stone)は、2023年にメジャーデビューを果たした先発投手です。
2024年の10月9日に右肩の手術を受けており、2025年シーズンは全休の見込みとなっています。
シーズン終了後は通常のオフシーズンを過ごし、復帰を目指す予定です。
マイケル・グローブの状況と復帰時期
マイケル・グローブ(Michael Grove )は、2022年にメジャーデビューを果たした右腕投手です。
翌2024年には開幕ロースター入りを果たし、先発投手やリリーフ投手として39試合に登板しました。
2025年3月に右肩関節唇の手術を受けており、2025年シーズンは全休の見込みです。2026年のスプリングトレーニングでの復帰を目指します。
本記事のまとめ
ここまで、ロサンゼルス・ドジャースの最新の負傷者リストと各選手の状況について、MLB.comの記事を参考にご紹介しました。
マックス・マンシーやブレイク・スネル、佐々木朗希といった主力に数えられる選手が復帰間近となり、チームにとって明るい兆しが見えています。
彼らの戦列復帰は、シーズン終盤に向けて間違いなく大きな戦力となるでしょう。
一方で、トニー・ゴンソリンのように今季中の復帰が厳しい状況の選手や、トミー・ジョン手術からの長期リハビリ中の選手たちも多く、彼らの道のりはまだ続きます。
チームが最高の状態でポストシーズンを戦い抜くためには、一人ひとりの選手が健康な状態でグラウンドに戻ってくることが不可欠。各選手の1日でも早い回復を祈るばかりです。
(出典:「Latest Dodgers injuries & transactions」)
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