【MLB】アレックス・コールとは？｜年俸・プレースタイルを紹介【サクッと選手解説】

アレックス・コールは、ロサンゼルス・ドジャースに所属する外野手です。

ワシントン・ナショナルズからトレードでやって来たコールは、現地時間8月1日、代打起用でドジャースデビューを果たしました。

 

本記事では、そんなアレックス・コールの基本情報、プレースタイル、そしてこれまでのキャリアや年俸、成績について、詳しく解説していきます。

アレックス・コールの基本情報

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アレックス・M・コール(Alex M. Call)。

1994年9月27日生まれ、アメリカ合衆国ミネソタ州ダコタ郡バーンズビル出身。

ロサンゼルス・ドジャースに所属する外野手であり、背番号は12番です。

アレックス・コールの経歴

アレックス・コールは、ボール州立大学での大学野球を経て、2016年のMLBドラフト3巡目(全体86位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名されてプロ入りしました。

その後はマイナーリーグで経験を積み、2022年7月にクリーブランド・ガーディアンズでメジャーデビュー。

同年8月には、ウェーバー公示を経てワシントン・ナショナルズに移籍します。

 

ナショナルズでのキャリアを開始したコールは、’22年は47試合(ガーディアンズでの出場試合数を含む)、’23年は128試合と順調に出場試合数を増やすも、翌年の’24年は30試合と出場機会に恵まれませんでした。

一方、’25年は72試合に出場し、8月には上述の通りドジャースへ移籍。次なるキャリアを歩み始めました。

 

アレックス・コールの契約・年俸

アレックス・コールは、1年総額769,100ドル(約1億1千5百万円)で契約しています。

この金額は、2025年におけるMLB最低保証年俸(＝76万ドル)をわずかに上回る金額。

今季の活躍が来季以降の年俸に直結するため、ドジャースでの活躍に期待されます。

（出典：https://www.spotrac.com/mlb/player/_/id/20117/alex-call）

アレックス・コールのプレースタイル

以下では、アレックス・コールのプレースタイルを、打撃・守備の両面からご紹介します。

アレックス・コールの打撃能力

アレックス・コールは、キャリア通算920試合で102wRC+を記録しています。

本記事執筆時点における今季wRC+は118。特に、左投手相手は124wRC+、右投手相手は115wRC+と、左投手に対して強いことで知られています。

キャリアにおいても、左投手に対して110wRC+、右投手に対して97wRC+。

左投手のリリーフ登板時、代打起用される機会が増えるのではないかと予想されます。

 

突出した華々しさこそ持たないものの、着実に上位に繋ぐ”下位打線”としての働きをこなす能力を有しています。

 

アレックス・コールの守備能力

アレックス・コールは、守備においても比較的高い評価を得ています。

彼の守備の特徴となるのは、外野の3つのポジションすべてを守れるユーティリティ性。

 

現在は怪我(＝左足足底筋膜断裂)から復帰したばかりのため、走力がやや低下しているとの指摘もありますが、堅実な捕球と正確な送球で、チームの守備力を底上げします。

 

アレックス・コールの成績

2024〜2025年のアレックス・コール

2024年のアレックス・コールは、30試合と出場機会にこそ恵まれなかったものの、打率.343、出塁率.425、長打率.525、OPS.950と非常に優秀な成績を残しています。

 

続く2025年の成績は、ナショナルズで72試合に出場し、打率.274、出塁率.371、長打率.386、OPS.756。また、3本の本塁打を放っており、26打点を稼いでいます。

怪我から復帰し好調を維持するコールは、ドジャースの外野陣に新たな選択肢をもたらしました。

ポストシーズンに向けて層を厚くしたドジャースで、彼の堅実なプレーがどのように貢献するのか、今後の活躍に注目です。

 

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