ドジャースがアウトマンを放出し、ツインズの救援投手を獲得【MLBトレード速報2025】

トレード・デッドラインが目前に迫る中、またロサンゼルス・ドジャースが動きました！

MLB.comの記者によると、ドジャースはミネソタ・ツインズとの間でトレードを成立させ、右腕リリーフのブロック・スチュワートを獲得。その代償として、外野手のジェームズ・アウトマンを放出しました。

ドジャースにとってまさに待望の補強と言える、今回のトレード。

 

本記事では、両者の直近の成績に触れつつ、今回の移籍をめぐる両チームの事情について解説します。

ブロック・スチュワートについて｜ドジャースが獲得

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ドジャースは、ツインズで開花し、結果を残した救援右腕のブロック・スチュワートを獲得しました。

ブロック・スチュワートの成績

2014年のドラフトでドジャースに指名され、プロキャリアをスタートさせたスチュワート。

以降、2019年まではドジャースでプレーしていましたが、当時の防御率は36試合に出場して5.46と、安定感に欠けていました。

 

一方、ミネソタ・ツインズで開花を果たした現在のスチュワートは、39登板、防御率2.38、WHIP1.09と、安定した数字を叩き出しています。

33歳という年齢で進化を遂げたスチュワートの獲得は、ドジャースのブルペン陣に新たな風を吹き込むはずです。

 

ドジャースの事情

ご存知の通り、ドジャースのブルペン(＝救援投手陣)には故障者が相次いでおり、深刻な投手不足に見舞われています。

クローザーであったタナー・スコットや、元クローザーのエバン・フィリップス、クローザークラスの能力が開花したマイケル・コペックなど、負傷中の実力ある投手は複数名に上ります。

 

ブロック・スチュワートは、そんなブルペンの穴を埋める即戦力として、チームとファンの大きな期待を背負いつつ登板することとなるでしょう。

なお、今後のドジャースは、アレックス・ベシア、ブレイク・トライネン、ブロック・スチュワートの3名を、適宜セットアッパーやクローザーの枠として使用していくものと思われます。

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ジェームズ・アウトマンについて｜ドジャースが放出

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ブロック・スチュワート獲得の対価となったジェームズ・アウトマンは、ドジャースの将来を担う若手として期待されていましたが、ツインズへ移籍することとなりました。

ジェームズ・アウトマンの成績

28歳のアウトマンは、今季22試合に出場し、打率.103、出塁率.205、長打率.282、OPS.487という成績。

なお、151試合に出場した2023年シーズンにおいては、打率.248、出塁率.353、長打率.437、OPS.790、23本塁打、16盗塁と結果を残しており、今後のさらなる飛躍が期待されます。

 

ツインズの事情

本記事執筆時点でアメリカンリーグ中地区4位、ワイルドカード9位と、ポストシーズン進出は極めて厳しい状況にあるツインズ。

今回の補強は、将来性のある若手を獲得し、来季以降を見据えたチーム再建を進めていくものと思われます。

 

本記事のまとめ

今回のトレードは、ポストシーズンへの進出、ひいてはワールドシリーズ優勝を狙うドジャースと、未来に向けてチーム再建を進めるツインズ、それぞれの思惑が一致した結果と言えるでしょう。

ドジャースは、ブロック・スチュワートの獲得でブルペンの不安を解消し、今後の終盤力を強化。一方のツインズは、有望株アウトマンを手に入れ、未来のチーム作りを加速させます。

 

新たなチームでどんな活躍を見せてくれるのか、今後の彼らの動向に注目です。

（出典：「Dodgers add Brock Stewart to ‘pen, deal Outman to Twins (source)」）

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